最後までとっておいたわけではありませんが、バルセロナを訪れる観光客で
このコロニア・グエル教会まで足を伸ばすのはなかなかのツウみたいです。
ここも世界遺産の一つになっていますし、せっかくの個人旅行で
1都市滞在でバルセロナを見るならと私が訪問したのは12月28日の日中のことでした。
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1908年に着工されたこの教会は、完成することなく終わったということです。
1914年に工事資金が打ち切られた段階で、ガウディは建築計画から手を引いたとされています。

この教会の原案は、礼拝堂に加えて、側面には塔と、中央に40メートルの塔を備えた
壮大な教会の建築計画だったのだとか。
多分サグラダファミリアの地下資料館にあった10年がかりのカテナリー曲線が
このコロニアル・グエル教会の原案だったのではないか?と思われるものです。
サグラダファミリアにそのカテナリー模型があるために、
多くの人はサグラダファミリアのものではないかと見ているようですが、
コロニア・グエル教会の未完成である部分ととてもよく似ているのです。
そしてまたモンセラットの山のようにも見えますから、
ガウディがインスピレーションを働かせたというこれら全てに共通する曲線が存在するわけです。
難しいことは私にはよく分りませんが、なんとなく感じることって現地を訪れてみるとあるものです。

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教会にはつきもののステンドグラスは雫の形をしていました。
この窓は開くようにできていました。
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曲線がたくさん交錯する建物の内部は、とても不思議な空間でした。
その日、地元の小学生対象にでしょうか、ガウディの役で登場する資料館の人たちによる
ちょっとした劇が行われていました。

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ここに見えている柱は建物を支える力の通り道ができていると言います。
曲がりながらねじれながら屋根の重さをきちんと支えているのだそうです。
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勿論キリストの誕生に関する置物も、この時期ならではの存在感です。
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外に出て屋根の上に登ってみました。
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建築途中で終わってしまったその後は、未完成のまま時が過ぎ
近年、専門家の皆さんによってこの屋根の上の部分が完成したようですが、
実はここはガウディの構想では地上から上ることの出来る1階の屋根(屋上)を上り詰めて
天に向かう階段だったのではないか・・・
ということでした。
専門家は立ち入り禁止とした上でこのように平にならしてしまったそうです。
力の作用として、充分に耐えうる構造を持つのに、ここを潰してしまったのは残念だと
説明する人は言っていました。
階段になるはずだったのでは・・・たしかに頷けます。

再び地上に戻り、教会の入り口付近を眺めてみると
至る所にモザイク模様が入り、視覚的にも楽しい建物となっています。

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全部石を積み上げて作られているなんて、とっても思えないような
素敵な遊び心のこもった教会でした。
この旅行の一番の感動だったかも知れません。
一番の感動だったために最後まで書けなかったのですが、
ゆっくりと書いている余裕が無いので、後に加筆することを考えています。
また訪問して読んでくださる機会もあれば、新しい発見があるかも知れません。
というわけで、本当はまだまだ書き終えられないバルセロナ&マヨルカの思い出日記も、
今回で一段落にしたいと思います。
さて、次なる目標は、5年前に友人が現地に建てた学校への訪問です。
場所はバングラディシュ。子供たちの生き生きとした教育の現場を、しっかりと見てきたいと思います。



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 2013_02_24



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ヨーロッパでも大人気のハローキティ。遠い昔、10代の頃の記憶の中に誕生したキティが
今や世界中で愛されているキャラクターになっていますね。
南イタリアの街角でもよく見かけましたが、
バルセロナでもこの通り、ショーウインドウを飾るキティを目撃しました。
しかも焼き物ですから!

さて、年越しから再びバルセロナに戻った晩の帰国前夜のタパス料理の写真日記と参ります。
旅行中は全て朝食付きだったためか普段の食生活からするとかなり満腹な毎日でした。
そのため、帰国前夜になるまでタパス料理を楽しむ機会が全くありませんでした。
当初の予定では毎晩のように・・・のはずだったのですが(苦笑)

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かなりぼけていますが、再び戻ってきたのはランブラス通り。
そう、あのコロンブスの塔が海に面して建っているところから始まる賑やかなところです。
両側に沢山のお店が軒を連ね、フラメンコショーもここで見たのでした。
もう明日は帰ってしまうのかと思うと名残惜しくて、
滞在ホテルは翌朝の早いフライトに備えて空港近くでしたが、タクシーを飛ばしての再訪となりました。

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ショーケースには所狭しと並べられた食材や調理済みのものが。

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ショーケースに面するカウンター席は一人で楽しむ現地の人々をはじめ、
気軽に楽しめる雰囲気が充分にあることが伺えます。

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あ〜、鼻をかんでいる人が写ってしまいましたが、この方はおそらく日本人ではないでしょうか。

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ぶれてしまいましたが、可愛い♡と思わず口をついて出るような一つ一つに
食の楽しみでもある彩りが添えられて、なんとも胸きゅんなお店でした。

間口はそれほど広くはないのですが、奥行きがあり、一番賑わっている感じがしました。
客引きもものすごく陽気に豪快に、あっという間に席に案内されました。
そうして、日本人かと確認されるや「こんにちは」「日本大好き」みたいな言葉で
とってもフレンドリーでした。日本は良いところだとその方は更に言っていました。
注文をどうしたものかと考えていると、その店員さんが気の利くアドバイスで
適当に選んで5品でどうかと提案してくれました。言葉は英語です。
待ってましたとばかりにOKを出しつつ、実は食べたいものがあるのでこれを入れてね・・・と
ショーケースにあった小魚を指差し注文は完了です。
それがこれ。
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次いでエビ
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たこ
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海老フライなんてさっくさくで美味しかったです〜
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あと一品は。。。写真が見当たらず(苦笑)
そしてこれらのお供にいただくのはやはりお酒なんですが
滞在中カヴァは沢山飲んだので、この夜はフルーティなサングリアで
無事に旅を終えられることに乾杯しました。
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普段から、お酒の類いは全く飲まないのですが、今回は気持ちよく飲むことが出来ました。
海の幸が豊富であることが、日本人の味覚にも合う料理になるのでしょう。
ウインドウに並ぶ沢山の小皿料理はどれも美味しそうでした。




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 2013_02_16



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まるで骸骨が現れたかのような不思議な柱の形のカサ・バトリョ。
1875年に建てられたものを全部壊して建て替えるつもりだったバトリョ氏を説得して
ガウディがリフォームをしたという建物です。
やはりファサードはモンジュイックの丘の石を砕いて使用したり
ガラスは地元の会社から不要なものを譲り受けて張巡らしたりと
工夫をしてリサイクルで蘇った建物です。

屋上にある煙突はガウディが装飾にちからを入れたとされています。
球根形のセラミックはマヨルカ産とのこと。
これから行くのよそのマヨルカ島に、、、と思いながら説明を聞いていました。
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カサ・ミラと雰囲気はとても似ています。

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 2013_02_12



はっきり言ってがっかりしましたよ、クアトロガッツ。
カタルーニャ音楽堂での演奏を聴く前に、ちょっと立ち寄ったクアトロガッツ。
ミロやピカソも通ったというそのお店はカタルーニャ音楽堂のすぐ近くにありますから
せっかくなのでと寄ってみたのですが・・・
食事でないと奥の方のカウンターが見えるブロックには通されず
なんだか出入り口のほうで、既に待たされているアジア系の(おそらく中国人)数人組の席を見ても
対応してもらえてないことがわかりました。
一応席には案内するけれども一向に来てくれないか、
呼んでも見向きもしてくれないという不親切極まりない無礼なお店でした。
あんなお店、行く必要ないです。はっきりいって不愉快でした。
でも、有名どころということなので、店内と外観の写真だけでも載せておこうと思います。
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 2013_02_12



◆カサ・カルベット◆
 ファサードに使われている石はモンジュイックの丘(バルセロナオリンピックの会場となった丘)のもの
 というガウディがほかの建築家たちとの共同制作で、ガウディ唯一の年間賞を受賞した建物だそうです。
 1階にはレストランが入っていて、外には守衛さんが立っている1900年の作品です。
 隣りの建物とくっついて建てられていますが、これはどこもそうでした。そしてこれはアパートだとか。
 俗に言うマンションというのは日本でいうところの億ションを意味するようで、
 広さが100平米以下のものはマンションとは言わないそうです。
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 カルベットの故郷の守護聖人像が屋上に飾られていたり、
 滑車の丸い輪が、壁から優雅に突き出た腕の先に見えたり、
 バルコニーの手すりの細部にわたる素敵なあしらいだったり、
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 下から見上げると、デザインが構造の一部になっていることがよく分ります。
 どんな角度から見ても美しいこんな集合住宅なら暮らしてみたい・・・
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◆カサ・ビセンス◆
 バルセロナはグラシア地区にある住宅で、ガウディ初期の作品とされているアラブ風の色濃い建物です。
 1883年から2年かけて、陶器工場の社長だったマヌエル・ビセンスと家族のために建てられた
 大きな邸宅です。
 なるほどタイルがふんだんに使用されています。 
 その中のひとつである花柄はマリーゴールド
 壁は鮮やかな朱色系(レンガ)で、何ともキュートな外観です。
 個人の住宅として現在も使用されているので中に入ることは出来ませんが、
 間近で見るガウディの作品としては、ほかのものとはちょっと違う興味深い建物だと思います。
 お住まいの方は有名になってしまったガウディ作の建物に暮らす有名税みたいなものでしょうが
 ちょっと申し訳なさげに記念写真も撮りました。
 
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 一つ前の日記でも書いた”シュロ”モチーフの鉄製の柵が見えます。
 窓にはめられている格子もとにかく素敵です。

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 上のほうに目をやれば、直線的なガウディらしくない雰囲気とイスラム文化の影響を色濃く受けたものだ
 ということが良くわかります。


ちょっと脱線
 そういえば、イタリア ピサの教会でもイスラム文化の影響を見ることができました。
 思い出しついでに2011年春に訪問した時のピサの教会内部もここに載せておきます。

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  こちらは12世紀中盤に完成しているピサ・ロマネスク様式建築なので、
  数世紀に渡った改修でイスラムやビザンチンなどの多様な様式が取り入れられたというものです。
  比較して実際に見てみると面白いです。

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 2013_02_10



マヨルカのまったりした数日間の話はまた機会があればということにして
再びバルセロナの話に戻します。
何をこの日記に残しておこうかと思案どころでもありますが
やはりバルセロナといえば必ず話題の中心となるガウディの建造物でしょうか。
ということで、まずはグエル公園から。

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1900年 ガウディはサグラダファミリアの仕事を既に始めていたとされています。
グエル公園のグエルとは、繊維業の大事業家で国会議員も務めた
グエル伯爵の名前エウゼビ・グエルの名前から来ています。
そこはペラーダ山。
大富豪のグエルは都市の呵責を離れた住宅地の建設をガウディに託し、
ここにカタルーニャ文化と近代的な機械文明を結びつけた
ユートピアにしようと考えられて始まった工事だとか。
第一次世界大戦の開戦や、当時のブルジョワたちの関心の低さから
工事は1914年に中止されたといいます。広大な敷地に緻密に計算されたはずの計画は
この時60軒の住宅を作る予定だったところ、たった2軒しか作られておらず、
できていた共用スペースが今の公園の顔となっている冒頭の写真部分のようです。
その後は公園は祭りや祝い事、会議などに(って不思議な説明ですが)使用され、
1922年にバルセロナ市が買い上げて公立の公園となったそうです。

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階段を登っていくと中央にあるのは雨どいの役目を果たすガウディのデザインしたという
サマランダー(竜)の彫刻が現れます。
竜の口からはたまった雨水などが流れ出て来る仕組みになっているそうです。
出向いた時は晴れ女のわたくしですから見ることは有りませんでしたが。

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正門から左手の建物はおとぎ話にでてくるような26mの塔のある小屋です。
まるで砂糖菓子のような、小人さんが暮らしているような・・・なんとも可愛い小屋です。

この階段を登りつめて、山の中腹からバルセロナの海を臨む小屋の裏側から見ると
また趣が変わって見えます
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周囲には面白い形をしたものが点在しています。
地面の(高低差があるので何段にもなっている)重さを支えるためとされる
ねじれて斜めに内側に突っ張っている柱の道があったり(洗濯女のポーチ)
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市場の天井に施されたジュジョールの天井飾りが現れたり(この天井飾りの柄はお土産用のマグネットとして
売られていたので職場のデスクで愛用していますが、これらは廃材を利用してのタイル画で素晴らしいです。)

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人体工学に基づいた座り心地の良いベンチが連なる様子が見えたりと
とても視覚的にも楽しい公園です。

中腹の広場に出ると、お土産にタイルをはり巡らせたバルセロナの代表格的なマグネットを並べられ
つい足を止めて見いってしまいます。
正門を入って左側の小屋はお土産やさんとなっていましたが
この広場でお店を広げているおじさんのものが、結構良かったなという印象を受けます。
いいなと思ったら買っておくべしとちょっと思いました。(今度行くことがあったらこのおじさんのところで
買いたいと思います:笑)

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波打つベンチには理由があるそうです。
家族で過ごす公園のベンチを想像してみてください。
横に並ぶベンチなら恋人同士の2人の世界で良いのでしょうが、
。ガウディはここで家族の語らいのひとときを持てるようにと
一家族のお父さん、お母さん、おばあさん、おじいさん、子供たち・・・
この家族たちがぐるっと囲んで会話ができることを考慮してのことだったそうです。
なんとも素敵な発想の持ち主です。
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そしてまた、座り心地もきちんと計算されていて、座ってみるとよく分ります。
腰に当たる部分の出っ張り具合や背もたれの角度、座る座面の深さ。。。
石なので冬はとても冷たくて長時間座ることは出来ませんでしたが、納得です。

ゴルゴダの丘は省略(笑)
そして何故か最後の写真に正門です。

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この正門のデザインはシュロの葉を表した鉄製の扉です。
この山(丘)の一番低いところに作られていて、左右の小屋の間に在ります。
このデザインの扉はガウディの手がけたほかの建造物の至る所で見られます。
サグラダファミリアの天井の白いシュロの連なる写真もそうです。
このあと訪れたカサ・ビセンスなどにも見受けられました。




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 2013_02_10



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パルマの駅前でチュロスを購入して(これがいっぱい入って300円程度、日本で売られてるものは
いかに高いか・・・)市内を周遊できる2階建てバスに乗りこんだある日の朝です。
バスに乗り込む時にイヤホンガイドは何語が必要かと聞かれました。
矢継ぎ早にぺらぺらぺらぺらと始まったものだから聞き返したところ、
「どこから来たのか」と質問を変えてくれたのでした。
私たちのような東洋系の顔つきの人はほとんど居ないので
「シナ語が必要か」ということも言われました。
シナ語って・・・(汗)やっぱり中国人に見えるのかなあ。
ドバイ以来だ(苦笑)いえいえ、そんなことはどうでもよくて、
あわてて「English please」と下手すると貰えなかったかも知れないイヤホンを受け取りました。
結局手にしたイヤホンも、ガリガリガーガーと
接触も悪くて『言語難民(笑)』の私たちには全く必要ありませんでした。
でも、あるところで信号停車したとたんに目に飛び込んできた
“役に立たない忌々しいイヤホン”の成れの果てを発見し、
誰の役にもたっていないことを確認して大爆笑したのでした。

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2階建てのバスで海辺を走るなんていうことは今まで経験の無かったことです。
その眺めはまた普通の目線よりも高いので、変化が楽しめます。
昼間に夜のライトアップに、ホテルの部屋から遠目にと散々外観だけは沢山見た(年末で中には入れず)
カテドラルも、バスからの眺めは遠すぎず近すぎず不思議な間隔で目に飛び込んできます。
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近くで見るとそれはとても荘厳で美しいカテドラルです。
バレアレス諸島の中心的な都市であるこのマヨルカ島のパルマ市にこのカテドラルはあります。
紀元はローマ時代、紀元前120年に遡るそうで、既にその当時からパルマとこの街は呼ばれていたと
ガイドにありました。903年にイスラム教徒がこの地を支配しマディナット・マユルカ、
1229年にはキリスト教徒のカタルーニャ人に奪回されたことから
シウタット・デ・マヨルケスと名前が変わっていったそうです。

臨海公園から見上げると石段の上には、11世紀から13世紀はイスラム王朝の宮殿として、
14世紀からはキリスト教徒のハイメ2世(マヨルカ王)の居城となったアルムダイナ宮殿が構えています。
その宮殿の前にカテドラルが聳えています。
大きな鐘は5000キロも重さがあるそうで、滞在中は何度となくこの鐘の音を耳にし
旅に音の記憶を沢山添えてくれました。

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さて、周遊バスですから次のお城へと移動します。
冒頭のバスの撮影場所は高台にあるベルベル城の降車場です。
ここで降りてお城の中に入っていきます。
ベルベル城はパルマ市を見渡す丘の上に建っていて、かつてはマヨルカ王の夏の住まいだったそうです。
ベルベルというのは"美しい眺め”という意味だとか。
どんなに美しい眺めが待っているのだろうかと、牢獄として使われていたという時代もあるという建物内に
早く入りたかったのですが、なかなか入り口にたどり着けませんでした。
理由は・・・タイトルにもつけたように、猫ちゃんがたくさん居て、人なつこくて可愛くて
追いかけたりして・・・という時間があったからです。

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いつまでもこののどかな冬の昼下がりに、ひなたぼっこしたりおやつをねだったりする猫ちゃんたちと戯れたい〜という欲求をおさえつつ、お城の中へ。

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見渡せる場所から見るパルマ湾の眺めはとても気持ちよかったです。

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牢屋として使用されていた時代があることを聞いて、不謹慎ながらもこんな牢屋なら気持ちが良いだろうし
ある意味贅沢だ・・・などと思ってしまいました。

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家で留守番をしている我が家のニューフェイス 美月(みつき)をしばし思い出しながら
野良猫ちゃんたちとの時間が、日本では得られないゆったりとしたひとときとなったことは
言うまでもありません。

ごめんね〜美月〜心〜



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 2013_02_06



週末思い出日記が続きます。

マヨルカといえば直ぐに思い浮かんで来るのが
ショパンがこの地で作曲したと言われている「雨だれ」とともに
ジョルジュ・サンドとひと冬を過ごしたカルトウハ修道院のあるバルデモサという村(町)です。
勿論、年末ということで毎夏有名なピアニストたちによって繰り広げられるという
ショパンの名曲コンサートはお休みです。
夏の賑わいやそのショパンの過ごした町がどんなに美しいところなのか、想像しながら
パルマ市からバスに乗って向かいました。

1938年から1939年の冬だったそうですが、冬でも温暖で花も咲いているし
ヨーロッパの人々が寒さを少しでも避けるための避寒地として人気があるのも頷けます。
残念なことに、修道院内部には入ることが出来ませんでした。
当時運ばせたというショパンのピアノや直筆の楽譜も残っているそうなので
是非とも見たかったです。

冬場でもこんなに多くの観光客が居るのですから、夏場はプロによる演奏だとしても
通年で音大生に任せるなどしてでもショパンのコンサートが開かれたらどんなに良いでしょう。

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(地図の左上方が目指すバルデモサです)

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島の中心地となるパルマからは放射状に電車もバスも出ていて、
バスは地下の駐車場から遠距離の観光目的地へと続く大型バスが出ています。
チケットの購入方法を前日にああでもないこうでもないと、
表示や画面を見ながら出発する時間を調べて準備万端・・・
実は前日のおさらいはバスには関係なく、電車でインカまで乗って帰って来た
というだけのことで
バスはバスで運転手さんに「どこまで行くのか申告」して、
チケットはレシートみたいなものをもらうだけでした。
冷や汗ばっかり

バスに乗って30分ほどで目的地に到着するのですが、
これもまた日本のような詳細な車内アナウンスの類いはなく、
前方に流れるテロップで下車するバス停を確認するしかありませんでした。
アナウンスがあっても何を言ってるのか分らないというお粗末さですから(苦笑)
地名だけは聞き漏らすまいと必至で、そろそろかも知れないと身構えるも
確信の持てないまま人がこぞって下車するところで“とりあえず”「降りてみよう」と
降りたところがたまたま当たっていたという感じです。

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下車したロータリーの景色ですが、黄色いポストが可愛らしく佇んでいました。
もしも下車バス停が間違っていたとしても、この黄色いポストを見ただけでもいいわ♡
というほどの私の大好きなイエローカラーです

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強調するところはそこですか?と言われてしまいそうですが・・・

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振り返ると案内版があり、正しかったことを確認しました。
ほっとする間もなく今度は点在する建物のどこに何があるのか?
次々に襲って来る「?」に対応しきれない自分の「脳」にまあなんと悩まされたことでしょうか(苦笑)
ヨーロッパの観光客の一団(ツアーではない)に出遅れること5分、気を取り直して歩き始めます。
合ってるという確信を持ってからは、辺りを見渡す余裕も出て来ます。
メインストリートと思しき石畳を歩く両側に続く街路樹は
真冬の姿をしていましたが、とても絵になる風情に季節感をしっかりと織り交ぜて
私たち旅行客を楽しませてくれました。

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ふむふむ。
島といってもここは地中海に浮かぶヨーロッパの島・・・
日本の離島とは佇まいからして違う石の文化です。
冬でも外に席を設けられたカフェでお茶をする人々を眺めるのもまた異国の地に居ることを
改めて思わせてくれます。
夏の想像をしたのは言うまでもなく、ちょっと路地に入ったりして想像しながら歩くこと数分で「ここだ!」
この坂の上にあるのが修道院に間違いない!という一角に到着です。

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修道院はひっそりとそこにありました。

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建物の右横に行くと、

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ショパン像は「え?大きすぎじゃない?」というほどの大きさで私たちを迎えてくれました。
ここにショパンが居た・・・今から85年前にここにショパンが居たのです。
感動とともに脳裏に過るショパンの調べは、やはり雨だれの曲でした。
中学生になったころに私が触れたピアノ曲のひとつでもあったので
当時の練習も思い出しました。ここを訪れる人の多くはそんな過去をお持ちなんじゃないかと思います。
私はまたショパンが大好きだった亡き母のことも思い、なんだかとても胸が熱くなりました。

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ショパンも歩いたのかな・・・庭の植栽にある細い石畳を歩きながら
まだまだ想像は続きましたが、帰りのバスがなかなか来ないことに危機感を覚えながら
もしかして年末だから時刻表通りではないのかも?
日本なら年末年始ダイヤになるし、今日は土曜日だし、えーと、どこを見ればいいの?
またしても「?」で一杯に。
それでも、お腹がすいたのでレストランに入ってまずは腹ごしらえをとなり
スペインに来てから5日にもなるというのに、何とか2度目のパエリャをいただく機会を得ました。
パエリャはお店や地方によって、具材も味も全く異なります。
なので滞在中に3種類のパエリャを味わってみました。

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勿論、飲み物はスペインといえばカヴァですから、お酒に弱い私ですが
お昼でもちょっとグラスを傾けることにしました。
そうしてお腹も満たされて外に出ると、さっきまでは居なかったタクシーを1台発見し
パルマまでとにかく帰ろうと迷うことなく乗車です。

海外でのタクシーは何処でもそう感じますが、それほど高くないので
どうしようかと迷った時には利用を積極的にすることにしています。
時間と疲労、ほかに行きたいところややりたいことを犠牲にする時間のロスをなくすためにも
タクシー料金が割に安いことはとても有り難いことです。

バルデモサの景色は絵はがきでも見ることがありますが
タクシードライバーもそこはよく心得てくれていて、絶景、撮影ポイントでは速度を緩めたり
下車までさせてくれるというサービス精神にあふれていました。

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とても美しくて、ずっと眺めていたいバルデモサの村(町)でした。


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 2013_02_03



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前後しましたが、マヨルカ島に渡るにはヨーロッパの各地から実に多くのフライトがあります。
私は勿論バルセロナからの利用でした。
次の写真は帰りにマヨルカの空港からバルセロナに再び戻る時のものですが、
イビサ島へ渡る便も見えますね。とっても行ってみたくなります。

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私が今回利用したのは、黄色がとっても鮮やかで美しく、明るく印象的なトレード色になっているヴェーリング航空です。手前の翼の先端が黄色くなっている飛行機がそれです。
格安に手配をお願いしていたのですが、とっても格安とは思えないような
旅のわくわく感をより一層盛り上げてくれるカラーにしばし興奮してしまいました。
客室乗務員の襟元に巻かれたスカーフも鮮やかなレモンイエローではないですか!!!

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お顔が紹介出来ないのはとても残念ですが、この方はとても可愛くて見とれてしまいました。
勿論、無駄な機内サービスは無いのですが、希望で有料でのサービスは勿論あるようでした。

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飛び立ってから2時間もすれば到着する距離を過ごすには、
充分な皮シートのおしゃれでコンパクトな空間にまた乗りたい!
と思ってしまうほどにこにことしながら向かったマヨルカ島。
窓の外は・・・地中海ですね。

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ぼうっとする間もなく島に到着です。

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マヨルカの空港は意外と大きくてびっくりしました。
少々ぶれていますが、荷物を受け取る場所もずらっと並んでいました。
島という響きから来る印象が日本人である私にはより小さい印象をどこかで持っていたのですが
沖縄本島の4倍の広さを持つ島ですから当然です。

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マヨルカへの到着は12月29日でしたが、年末年始を過ごす人々で航空機は勿論満席、
手荷物を受け取るところもこの通りごった返していました。

さて、マヨルカのお土産の筆頭に上がるのが、スペイン本土の人々がこぞって購入するという
マヨルカパン(ensaimada)だそうですが、ふわふわと口の中でとろけて
いくらでも食べられてしまいそうなほどの優しい口当たりと甘さでした。
滞在ホテルの朝食には小さい一人分のサイズで並んでいましたが、
お土産にはまるで帽子のケースかというほどの大きなかさ高の入れ物に入っています。
空港でもこんな風に売られていました。

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滞在中に沢山いただいたので、お土産にするほどではないかな?と見向きもしませんでしたが
人気のあるお店には前日までに予約をしてまでも購入するというパンだそうです。
現地を離れてみると恋しくなるような・・・なんだか妙に印象的な食べ物であることには間違いありません。
いつかまた訪れることがあったら、お土産に買って帰っても良いかもしれないと今は思っています。

実はもうひとつ買って帰れば良かったと思うものがあります。
これはスペインなら何処でも購入できるものですが、パエーリャの小さいサイズのパンです。

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これはなかなか優れものじゃないかと思います。
日本で美味しいパエリャを再現するのは難しいかな。。。と思っていたので、
空港でも沢山目にしたのですが見ただけで終わりました。
大きなサイズでありがちなパエーリャのパン、いまとなっては遅いのですが
一人サイズ(少人数)ものが欲しいなあとつくづく思います。

ほかにお土産といえば、島中が2月にもなるとアーモンドの花が咲き乱れるというほどの産地で
砂糖の衣を付けたものなどが沢山売られています。一つ買い求めいただいてみたのですが、
なじめなかったのでお土産にはしませんでしたが、日本に帰り少しつまんでみると不思議なことに
とってもとっても美味しくて、おそらく旅の思い出とともに美味しさも増しているとは思いますが
もっと買ってくるのだったと後悔しきりです。
ほかには塩なども有名なようで、パッケージも素敵な土産物を多く目にしました。

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Author:silk
愛猫から始まったミレコロ日記。美麗から美月に変わり、心たんも9歳になった2016年からは、
これまでのつぶやき、旅日記に加え、タッセルの話も綴ります。

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