美術館巡りのためだけにパリを訪れたわけではありませんが
パリの日記3つ目もやはり美術館となります。
オランジュリー美術館といって、クロード・モネの睡蓮の連作を収めるための美術館といっても良いくらいのところです。
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睡蓮の絵は撮影禁止だったので、ネット検索で出た物を流用させていただくことにします。
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他の部屋では何枚か迷惑にならないように撮れたものが次の絵画たちです。
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オランジュリー美術館はチュイルリー公園の一角にあって、ルーブルやオルセーの比較的近くにあります。
温室を改造したという建物は天井のガラスから日差しが足込む明るい建物です。

さて、この美術館の代表作であうモネの睡蓮は、実際に画家が暮らしたノルマンディー地方のジヴェルニーというところに、とても素晴らしい邸宅と庭園があるので訪問してみました。
モネは画家としての筆を握る時間以外は、庭仕事を愛し、綺麗な花たちに囲まれて過ごしたそうです。
大抵の画家は生きている間には売れずに苦しい生活を強いられるそうですが、
モネだけは活躍する傍からとても人気があって、とても裕福な生涯を過ごした珍しい画家だそうです。
館の前は5月初めの訪問時にはチューリップが整然と咲いていました。
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庭園も広く、案内板も立てられていて、世話をする人々がそこかしこに居ました。
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そうして手入れの行き届いた庭園は、四季折々の花が咲き乱れるのです。
睡蓮は6月にならないと咲かないので、花を想像しながら葉を見つめたり
5月の庭はなんと素晴らしく花々が咲き乱れているのだろうと
どこを撮っても絵になる植物のパラダイスでした。

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屋敷の中にも入ることが出来ますが、そこは撮影禁止で、
モネが影響をとても受けたという日本の浮世絵が所狭しと飾られていたり、
食堂として使われている黄色が基調となっている可愛らしいキッチンには
実際に使われていたという鍋類が壁一面に下がっていました。
唯一許された撮影は家の中から外を見る景色だけです。
奥様の寝室からの眺めだけを収めてきました。

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この窓から外を眺めるご夫人の見た景色は、今も変わらないのだろうか
とか
こんなに緑の豊かな庭園に池まであってアトリエも整っていて仕事がしやすかっただろうなあ
とか
ストレスなんていうものとは無縁の暮らしだったに違いない
とか
いろいろ、いろいろ、思いを馳せました。
勿論館の中にはモネの作品が所狭しと並んで飾ってあります。
当然のことながら、美術館にはないものです。
数多く並んでいた浮世絵については、外国人にはその良さが分らないのかどうか?
見ていても素通りであることに若干の寂しさを覚えましたが、
まあ、そこは文化の違いと日本ではないところでの日本の評価は難しいのかなあ?と、
日本人としてはこれほど嬉しい光景は無いのですが・・・などなどなど。

1年の中で一番美しい庭園を楽しむならば、5月から6月だと思いますが、
その中でも睡蓮が咲くのは6月で、そうなると館の前のチューリップは違う花になっています。
つい最近渡仏した知人の報告では、ゼラニュームが咲いていたようです。
バラも本格的に咲き乱れる時期ですし、ヨーロッパはだいたいがこの6月前後が一番美しいので
仕事を終えて、いつでも行かれるようになった暁には、もう一度ゆっくりと出掛けてみたい庭園の一つとなりました。


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 2014_07_27



美術館はなんといってもオルセーとルーブルは外せません。
でも、滞在中に私たちが2度も足を運んだのはオルセー美術館でした。
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大きな時計が印象的な建物です。
多くの美術館は撮影OKでしたが、ここオルセー美術館は禁止となっていて
天井くらいしか写すことが出来ませんでした。

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まさに駅舎だったということが伺い知れる天井ですね。
でもこの日は日中は薄曇りで、天井からの日差しがあまり明るくありませんでしたから、
暗い写真となってしまいました。後日、1度目の訪問でパスを持っているにも関わらず
1時間も並ぶことになったために、満足に見学が出来なかったことを挽回すべく気合いを入れて行ったら
拍子抜けというくらいすーすーで、感激しながらの見学が出来ました。
写真は無いのですが、大満足でした。
荷物検査は空港でされるような検査ですが、ペットボトルは持ち込みOKでした。
パスを持っていても早く入れないタイミングの時もあること、ツアーや旅程に余裕が無い場合
並ぶだけで入場を諦めたという日本人観光客も居たので、私たちは恵まれていると実感しました。
旅行の日程を組む時には、ここで見られなかった場合という半日を作ることが
私の中では定番ですが、そうもなかなかいかないのもまた現実です。

さて、絵画などの写真が無理だったので、オルセーの豪華さが味わえるレストランに行って
昼食をとることにしました。ここでも天井がまた素晴らしくてついつい撮りまくりです。
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レストランの天井がこんなに豪華で美しくて、料理を待つ時間も楽しいです。
お料理はこんな感じです。
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オルセー美術館に行ったというお話なのに、
料理の写真しか無いことはとても寂しい限りですがこっそり撮ったものがあります。
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とても素敵な晩餐の間です。
晩餐の間

シャンデリアがこんなにも似合う空間、全く嫌みがなくすんなりと視界に入ってきて
体中がうっとりするような感覚に存分に浸れるのも、オルセーだからでしょうか。

2014年7月のいま、東京ではオルセー美術館展が開催されています。
この5月にパリで見てきた絵画たちが東京に来ている!なんだかとても不思議な感じです。
この絵画展は10月20日まで開催されているようで、機会をみつけて行ってみようかな?と思っています。
ただ、パリでは今この絵画たちが出払っているわけで、はるばるパリまで旅行した人たちの目には
本場で見ることの出来ないという皮肉なことが起こるわけですね。
それでも、日本で見ることができるホンモノというのは有り難いことです。
本場では、至近距離で見ることが可能ですが、きっと日本ではそうは行かないことも考えると
複雑な思いもいたします。






 2014_07_26



ご無沙汰しました。
パリから戻って早くも2ヶ月あまりが経ちました。
パリでの1週間はとても色んなことがありすぎて、正直なところあまり覚えていないという飽和状態で、
何から書こうかと・・・
とりあえず、一番最初に訪問したのはクリュニー中世美術館という中世の古めかしい美術館だったので
その写真を載せつつ参りたいと思います。

ここはパリの左岸、15世紀に建てられたという中世の館がその美術館です。
有名なのは貴婦人と一角獣。
6枚の大きな大きなタペストリーが薄暗い館内に赤く重厚に掛かっていました。
よく何世紀もの時を経てこの現世の私たちに魅せてくれるものだと関心せずには居られませんでした。
薄暗い部屋にあるのは勿論、この織物である生地を傷めないための配慮です。
でも、手に触れてしまえるほど間近に見ることが出来る、さすがは芸術を愛するパリ。
何度もいろんな場面で感動せずには居られません。
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楽譜などもいくつか展示されていました。中世の音が聞こえてきそう・・・

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この館に展示されているステンドグラスの黄色がとても気に入ってしまいました。
多くのステンドグラスは赤や青といったものが多い中、ここではあちらこちらにこのように黄色が点在していました。どこに出掛けてもそうですが、私はステンドグラスがとても好きなのでついつい撮り貯めてしまいます。
ここに残すのはほんの一部ですが、お気に入りの一つ一つであることは間違いありません。

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間近で見ることの出来るステンドグラスはまさに興奮ものでした。
800年くらい前のものがこうして綺麗に残されていることも驚きますが、
色が褪せないこと、色使いの美しさ、とにかく美しくてため息が出ることは間違いありません。

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さて、このクリュニー中世美術館ですが、この建物はクリュニー修道会が
修道院長の別邸として建てたそうです。
敷地はローマ時代の浴場跡とのこと、
その昔はセーヌ川から水が引かれて大浴場があったそうです。
その大浴場が展示室の一部で、館のほとんどが木のきしむような古い感じなのに対して
石で囲まれているところがあって、そこには彫刻類が展示されていました。
石の部屋には石という感じです。
そしてまた、修道会というくらいですから礼拝堂も勿論ありました。
礼拝堂の天井はとてもおしゃれで、後期ゴシック様式なんですね。
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そして、木彫りの彫刻や絵画も勿論展示されています。
広くて大きくて迷路のような展示室でしたが、様々な美術品を楽しめるとても味わいのある美術館でした。

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パリというとオルセーやルーブルなどあまりにも有名な美術館を見るだけでも
いち旅行者にとっては大変労力が必要です。とにかくどこもかしこも行列なのですから!
6日間のパスを事前に購入して訪問したので、少しでも多くの美術館を訪問することが
私のこの旅行の一つの目的でもありました。
スタートをこの古代ローマに思いを馳せることも出来て、また中世の古くて趣のある美術館にしたことは、
その後の美術館巡りでは体験できないとても貴重なものとなりました。

一角獣のタペストリーはジョルジュ・サンドが絶賛したことで有名になったことや
展示室は23番まであったこと(けっこう広い)、
宝飾品や家具(椅子など面白い)など多岐にわたること、
是非パリに訪れたらこのクリュニー中世美術館に出掛けて、丁寧に見て欲しいと思います。





 2014_07_26




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Author:silk
愛猫から始まったミレコロ日記。美麗から美月に変わり、心たんも9歳になった2016年からは、
これまでのつぶやき、旅日記に加え、タッセルの話も綴ります。

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