ダ・ヴィンチ・コードを読んでからはや数年。
パリの街の数々が登場し、映画でも撮影に使用されてから人気が出たというところの一つ
サン・シェルピス教会は左岸のサンジェルマン地区にあります。
もともと宿泊先をサンジェルマン地区に決めていたのに
ホテルの都合で(改装工事に入るということで)ルーブル美術館のすぐ隣りに変更したので
散策、見学の練り直しが強いられてとっても大変でした。
行こうと思っていたところを諦めるというのは
ちょっとぶらっと出掛けられる場所では無い場合、
非常に悔しい思いがするものです。

計画の段階で諦めるという言葉はよくありませんが
何かを諦めて次に行くことも時には必要だと今回ほど思った旅はありませんでした。
結局、見所が沢山あることやそれらが全て近隣であることが諦めを渋らせる原因でもありました。

左岸へ渡るにはシテ島を通過します。
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シテというのはパリ発祥の場所でもあり、何か特別な存在感があります。
大きなノートルダム大聖堂や
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サントシャペル、
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花市や小鳥市を見学しながら歩けるので
単なる通過点では終わりません。
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さて、私たちのパリ歩きですが
最初に訪問した美術館として書いた日記で紹介のとおり、
中世博物館(クリュニー美術館)を見てから
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ソルボンヌ大学(第3、第4大学)の前で記念撮影、
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パンテオンを見ながら
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アイスクリームを食べながらリュクサンブール公園を抜け、
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まだマロニエ(ピンクと白があってピンクが大分残っていました)が咲いている木陰を散策しながら
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リュクサンブール宮殿から
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サンシェルピスへと歩みを進めました。
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サンシェルピス教会は他の建造物よりも黒くすすけている感じでしたが、
人気があるのですね。冒頭にも書いたように、ここは映画ダ・ヴィンチ・コードで有名になったそうです。
階段を登って中に入ると荘厳な美しさが漂い、緊張感が湧いてくるようでした。
パイプオルガンはあまりにも美しく、その音を聞きたい!!!と思いましたがその機会は得られませんでした。残念です。
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ここにはドラクロワの描いた有名な宗教画があります。
『悪魔を撃つ大天使ミカエル』です。
ミカエルとは読み方を変えるとミッシェルとなり、あのモンサンミッシェルのミッシェルです。

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『ヤコブと天使の戦い』

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『神殿を追われるヘリオドロス』

これら3枚の絵は教会入り口の右手にあって、
一段上がり特別に公開しているような厳かさを醸し出していました。

サン・シェルピス教会はとても見所のある教会でした。
正面は広場になっていて、大きな噴水があります。これも有名な噴水ですが
ちょうど出掛けた時には高校生らしき一団が並んで記念撮影に入っており、その後合唱が始まったりしたので
写真は撮れないまま後にしました。
そこからは直ぐにサン・ジェルマン・デ・プレ教会がありますが、
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教会ばかり見て回っても・・・という思いもあって横目に見ながら通過しました。
裏手にあるドラクロワの美術館も見ずに疲れた〜とメトロに乗って
ホテルに一旦帰るのでした。
思うほどには見て回れず、まあまあ大変なことでした。
何しろ健脚でなければ叶いません。
旅行の前に随分と歩いて鍛えたのですが、疲れるものは疲れるのです(苦笑)

このあとは夕方からのツアーを予約しており、ホテル近くから発着するので
一度シャワーを浴びて疲れを取ってから、セーヌ河の夕暮れ時に船に乗り、
夜景のバスツアーへと繰り出すのでした。
日付としては5月4日(日)のことでした。
(日記は思い出しながら大分前後して書いています。)


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 2014_08_11



あれは中学生になりたての頃でしょうか。
それまで漫画というものを読んだことの無かった私に、大流行であった「ベルサイユのばら」という
歴史を背景にした、それも繊細なタッチで絵も美しいものを紹介してくれた友人が居ました。
彼女はその後高校生の時に不慮の事故で亡くなってしまったのですが、
今でもあの頃の初体験については思い出します。
そして、いつかパリに行ったら、ベルサイユ宮殿も見るのだと思ったのですが
なかなかその機会はやって来ませんでした。
齢52にして初めてのパリ。それも結婚して25周年の記念として半年前から計画した
この旅行の3つ目の目的地となったパリでした。

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修復工事が順次行われている関係で、とても新しく輝き過ぎていました。
歴史を感じるという感覚が薄れてしまう結果ともなるのですが
これは仕方がないことでしょう。

鏡の回廊はガラスだらけで、ガラス好きの私でもこんなに?と思うくらい沢山のシャンデリアが下がっていました。

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王室礼拝堂は立ち入ることは出来ませんが立派なものでした。

天井画はどれもとても素敵です。
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上を見たり横を見たりしたを見たり・・・どこもかしこも美の追求ばかりで
いささか満腹状態になったのは言うまでもありません。

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ルーブル美術館にもある戴冠式の巨大な絵で、どれだけ大きいかというと人間と比較したものが次の写真となります。
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人間が豆粒状態ですね(笑

母子jpg_convert_20140811084822
マリーアントワネットの母子の絵

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窓枠にまでこんな装飾の数々が施され。

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鍵盤楽器の類はとても美しく、モーツアルトなどがここで演奏している姿を想像するのもまた楽しいものです。

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タペストリーのスクリーンがあったり

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図書室だったり

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美しい絨毯の数々が見事なまでの色合いであったりと
美術館さながらの宮殿でした。

宮殿一周は出来ましたが、とっても疲れてしまって庭園に出たり、トリアノンに行ったり、アントワネットの離宮に行ったりは出来ませんでした。ここは一日かけて行かなければとても見ることのできない巨大な観光スポットであるということだけを理解して、この日は最終日の前日だったため
さっさと帰って夜のオペラ座バレエ鑑賞に備えることにしたのでした。

私自身は、細部まで見なくてももう沢山かな?という印象を受けまして
おそらくもう一度訪問することがあるかどうかは・・・微妙な感じです。

アパートメント群というのもいろんな人たちの部屋が次々にあって
次の写真はその見取り図です。
続きの間になっていて間には控え室があったりしますが、あまりプライベートが守られているという印象はありませんでした。
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王の寝室やら王妃のそれやら・・・どれもこれも豪華絢爛でした。恐れ入りました。



 2014_08_11




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Author:silk
愛猫から始まったミレコロ日記。美麗から美月に変わり、心たんも9歳になった2016年からは、
これまでのつぶやき、旅日記に加え、タッセルの話も綴ります。

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