アルベロベッロの尖り屋根


なんて可愛らしい家並みなんでしょう!
この世界、小人さんが出てくるんじゃないかっていうくらいの美観です。
まずは全景から。
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そして近くで見るとこのような石積みで出来ている建物が並んでいる様子がよくわかります。
屋根の部分に描かれているのはその家の家紋とでもいうか、信仰する宗教に由来するものなどもあったりと
様々な模様が見られます。

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一つの屋根に一つの部屋があり、これらは連なってどこまでも奥深くに延々と続きます。
壁の暑さはなんと130センチというのですから、暑さ寒さもなんのその。
地震にも相当な自信がおありのようです。

このトウルッリと呼ばれる建物は、その昔15~16世紀頃に出来た家屋で
貧しい農民が家屋にかけられる税金から逃れるために
「直ぐに取り壊せる建物」を作れということで石積みの家となったようです。
積み上げては壊すという発想にしても、凄い重さの石ですから・・・
想像するだけでも重労働です。

さてその構造はといえば、石灰岩の切り石を漆喰を使わずに積み上げて作られていて
屋根は円錐形に積み上げられています。
白く塗られた壁は漆喰で、週末にその家の奥様が塗る慣習があるそうです。
およそ1400軒も立ち並んでいる丘はそれほど広いところでは有りません。

居住地区が密集するアイア・ピッコラ地区には400のトルッリが立ち並んでいます。
観光地として現在発展しているリオーネ・モンテイ地区にはお店やレストラン、
BAR(バールと呼びます)などがあり、約1000軒も立ち並んでいるそうです。
全景(遠景)のこの地域は、街の広場であるポポロ広場から
ちょうどその土産物店などが立ち並ぶリオーネ・モンテイ地区方向となります。
ちなみに、このアルベロベッロは日本の白川郷(いずれも世界遺産)とは姉妹都市だそうです。

漆喰で白く塗られていることは、一つは明るさや広さが感じられること、
大切なもう一つの役割は疫病を避けるということだそうです。
街には病院はなく、ホームドクターが居て電話でどうしたらいいか指示をもらい
必要に応じてよその街の病院にかかるということですから
健康管理目的も果たし、漆喰は石灰岩から作られ天然素材で体にも優しくて
居住者は誇りを持って暮らしているように見えます。
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アルベロベッロのある場所ですが、
南イタリアのブーツに例えられる位置で言うならば、かかとの部分に当たるところです。
古代の地図ですが掲載してみます。
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これはバチカン美術館の中にあったイタリアの地図の絵画です。
廊下を挟んで右側には1580年代頃のローマ沿岸(南のほうから北に向かって進みます)地方が、
左側には古代ローマ時代を表した総勢40枚ものフレスコ画です。
次の日記では大感激したそのバチカン美術館の様子を書きたいと思います。



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テーマ : 日記    ジャンル : 日記
 2011_05_14


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Author:silk
愛猫から始まったミレコロ日記。美麗から美月に変わり、心たんも9歳になった2016年からは、
これまでのつぶやき、旅日記に加え、タッセルの話も綴ります。

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