そしてValledmossaバルデモサへ


週末思い出日記が続きます。

マヨルカといえば直ぐに思い浮かんで来るのが
ショパンがこの地で作曲したと言われている「雨だれ」とともに
ジョルジュ・サンドとひと冬を過ごしたカルトウハ修道院のあるバルデモサという村(町)です。
勿論、年末ということで毎夏有名なピアニストたちによって繰り広げられるという
ショパンの名曲コンサートはお休みです。
夏の賑わいやそのショパンの過ごした町がどんなに美しいところなのか、想像しながら
パルマ市からバスに乗って向かいました。

1938年から1939年の冬だったそうですが、冬でも温暖で花も咲いているし
ヨーロッパの人々が寒さを少しでも避けるための避寒地として人気があるのも頷けます。
残念なことに、修道院内部には入ることが出来ませんでした。
当時運ばせたというショパンのピアノや直筆の楽譜も残っているそうなので
是非とも見たかったです。

冬場でもこんなに多くの観光客が居るのですから、夏場はプロによる演奏だとしても
通年で音大生に任せるなどしてでもショパンのコンサートが開かれたらどんなに良いでしょう。

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(地図の左上方が目指すバルデモサです)

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島の中心地となるパルマからは放射状に電車もバスも出ていて、
バスは地下の駐車場から遠距離の観光目的地へと続く大型バスが出ています。
チケットの購入方法を前日にああでもないこうでもないと、
表示や画面を見ながら出発する時間を調べて準備万端・・・
実は前日のおさらいはバスには関係なく、電車でインカまで乗って帰って来た
というだけのことで
バスはバスで運転手さんに「どこまで行くのか申告」して、
チケットはレシートみたいなものをもらうだけでした。
冷や汗ばっかり

バスに乗って30分ほどで目的地に到着するのですが、
これもまた日本のような詳細な車内アナウンスの類いはなく、
前方に流れるテロップで下車するバス停を確認するしかありませんでした。
アナウンスがあっても何を言ってるのか分らないというお粗末さですから(苦笑)
地名だけは聞き漏らすまいと必至で、そろそろかも知れないと身構えるも
確信の持てないまま人がこぞって下車するところで“とりあえず”「降りてみよう」と
降りたところがたまたま当たっていたという感じです。

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下車したロータリーの景色ですが、黄色いポストが可愛らしく佇んでいました。
もしも下車バス停が間違っていたとしても、この黄色いポストを見ただけでもいいわ♡
というほどの私の大好きなイエローカラーです

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強調するところはそこですか?と言われてしまいそうですが・・・

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振り返ると案内版があり、正しかったことを確認しました。
ほっとする間もなく今度は点在する建物のどこに何があるのか?
次々に襲って来る「?」に対応しきれない自分の「脳」にまあなんと悩まされたことでしょうか(苦笑)
ヨーロッパの観光客の一団(ツアーではない)に出遅れること5分、気を取り直して歩き始めます。
合ってるという確信を持ってからは、辺りを見渡す余裕も出て来ます。
メインストリートと思しき石畳を歩く両側に続く街路樹は
真冬の姿をしていましたが、とても絵になる風情に季節感をしっかりと織り交ぜて
私たち旅行客を楽しませてくれました。

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ふむふむ。
島といってもここは地中海に浮かぶヨーロッパの島・・・
日本の離島とは佇まいからして違う石の文化です。
冬でも外に席を設けられたカフェでお茶をする人々を眺めるのもまた異国の地に居ることを
改めて思わせてくれます。
夏の想像をしたのは言うまでもなく、ちょっと路地に入ったりして想像しながら歩くこと数分で「ここだ!」
この坂の上にあるのが修道院に間違いない!という一角に到着です。

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修道院はひっそりとそこにありました。

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建物の右横に行くと、

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ショパン像は「え?大きすぎじゃない?」というほどの大きさで私たちを迎えてくれました。
ここにショパンが居た・・・今から85年前にここにショパンが居たのです。
感動とともに脳裏に過るショパンの調べは、やはり雨だれの曲でした。
中学生になったころに私が触れたピアノ曲のひとつでもあったので
当時の練習も思い出しました。ここを訪れる人の多くはそんな過去をお持ちなんじゃないかと思います。
私はまたショパンが大好きだった亡き母のことも思い、なんだかとても胸が熱くなりました。

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ショパンも歩いたのかな・・・庭の植栽にある細い石畳を歩きながら
まだまだ想像は続きましたが、帰りのバスがなかなか来ないことに危機感を覚えながら
もしかして年末だから時刻表通りではないのかも?
日本なら年末年始ダイヤになるし、今日は土曜日だし、えーと、どこを見ればいいの?
またしても「?」で一杯に。
それでも、お腹がすいたのでレストランに入ってまずは腹ごしらえをとなり
スペインに来てから5日にもなるというのに、何とか2度目のパエリャをいただく機会を得ました。
パエリャはお店や地方によって、具材も味も全く異なります。
なので滞在中に3種類のパエリャを味わってみました。

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勿論、飲み物はスペインといえばカヴァですから、お酒に弱い私ですが
お昼でもちょっとグラスを傾けることにしました。
そうしてお腹も満たされて外に出ると、さっきまでは居なかったタクシーを1台発見し
パルマまでとにかく帰ろうと迷うことなく乗車です。

海外でのタクシーは何処でもそう感じますが、それほど高くないので
どうしようかと迷った時には利用を積極的にすることにしています。
時間と疲労、ほかに行きたいところややりたいことを犠牲にする時間のロスをなくすためにも
タクシー料金が割に安いことはとても有り難いことです。

バルデモサの景色は絵はがきでも見ることがありますが
タクシードライバーもそこはよく心得てくれていて、絶景、撮影ポイントでは速度を緩めたり
下車までさせてくれるというサービス精神にあふれていました。

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とても美しくて、ずっと眺めていたいバルデモサの村(町)でした。

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テーマ : 日記    ジャンル : 日記
 2013_02_03


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Author:silk
愛猫から始まったミレコロ日記。美麗から美月に変わり、心たんも9歳になった2016年からは、
これまでのつぶやき、旅日記に加え、タッセルの話も綴ります。

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