カサ・カルベットとカサ・ビセンス


◆カサ・カルベット◆
 ファサードに使われている石はモンジュイックの丘(バルセロナオリンピックの会場となった丘)のもの
 というガウディがほかの建築家たちとの共同制作で、ガウディ唯一の年間賞を受賞した建物だそうです。
 1階にはレストランが入っていて、外には守衛さんが立っている1900年の作品です。
 隣りの建物とくっついて建てられていますが、これはどこもそうでした。そしてこれはアパートだとか。
 俗に言うマンションというのは日本でいうところの億ションを意味するようで、
 広さが100平米以下のものはマンションとは言わないそうです。
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 カルベットの故郷の守護聖人像が屋上に飾られていたり、
 滑車の丸い輪が、壁から優雅に突き出た腕の先に見えたり、
 バルコニーの手すりの細部にわたる素敵なあしらいだったり、
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 下から見上げると、デザインが構造の一部になっていることがよく分ります。
 どんな角度から見ても美しいこんな集合住宅なら暮らしてみたい・・・
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◆カサ・ビセンス◆
 バルセロナはグラシア地区にある住宅で、ガウディ初期の作品とされているアラブ風の色濃い建物です。
 1883年から2年かけて、陶器工場の社長だったマヌエル・ビセンスと家族のために建てられた
 大きな邸宅です。
 なるほどタイルがふんだんに使用されています。 
 その中のひとつである花柄はマリーゴールド
 壁は鮮やかな朱色系(レンガ)で、何ともキュートな外観です。
 個人の住宅として現在も使用されているので中に入ることは出来ませんが、
 間近で見るガウディの作品としては、ほかのものとはちょっと違う興味深い建物だと思います。
 お住まいの方は有名になってしまったガウディ作の建物に暮らす有名税みたいなものでしょうが
 ちょっと申し訳なさげに記念写真も撮りました。
 
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 一つ前の日記でも書いた”シュロ”モチーフの鉄製の柵が見えます。
 窓にはめられている格子もとにかく素敵です。

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 上のほうに目をやれば、直線的なガウディらしくない雰囲気とイスラム文化の影響を色濃く受けたものだ
 ということが良くわかります。


ちょっと脱線
 そういえば、イタリア ピサの教会でもイスラム文化の影響を見ることができました。
 思い出しついでに2011年春に訪問した時のピサの教会内部もここに載せておきます。

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  こちらは12世紀中盤に完成しているピサ・ロマネスク様式建築なので、
  数世紀に渡った改修でイスラムやビザンチンなどの多様な様式が取り入れられたというものです。
  比較して実際に見てみると面白いです。
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テーマ : 日記    ジャンル : 日記
 2013_02_10


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愛猫から始まったミレコロ日記。美麗から美月に変わり、心たんも9歳になった2016年からは、
これまでのつぶやき、旅日記に加え、タッセルの話も綴ります。

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