ノクシカタ


ノクシカタというは、バングラデシュの伝統的な手刺繍のことです。
ベンガル語でノクシが「縫うこと」カタが「布」
もともとは、バングラデシュの女性達が、
着古したサリーを赤ちゃんのおくるみや掛け布に
再利用するために始めたのだそうです。
日本でも、赤ちゃんのおむつには使い古した晒し布が肌に優しいと
昔は用いられました。
再利用として更に手をかけて、物を大切に使うという伝統文化は
是非残していってほしいですね。

鳥のモチーフを多く見かけましたが、「良い出会い」という意味があるそうです。
ダッカにある"アーロン”は、バングラデシュで活躍する世界最大のNGO組織BRACが
運営する雑貨屋だと帰国してから読み直したガイドブックに書かれていました。
商品代金にはいくらかの寄付金が課せられ、旅行者はもとより、
地元の裕福層にも人気の高いお店なのだそうです。
ダッカでお世話になっていた家の近所にこのお店があったので、
滞在中に2度足を運びました。2度目には念願のサリーを購入しました。
次の民族衣装についての日記で紹介しようと思います。

確かに置かれている商品は質、品揃えともにとても良く
現地の平均的な一般家庭の収入では
日常的な買物は難しいだろうと思える品々が並んでいました。

1度目に出掛けたとき、帰りのドアで警報機が鳴り響いたら
警備員が飛んで来て「こちらに」と連れていかれたのには少々驚きましたが
置かれている商品と現地の貨幣価値からすればすっ飛んで来るのは当たり前のことでしょう。
シャツ1枚が現地でいうところの平均月給賃金額以上に相当するといえば
どれだけ賃金が低いか分ると思います。
2度、3度、4度と何をしても警報機が鳴ることにもまた驚きましたが
それよりなにより、何かの手違いで鳴ってしまうであろうこのシステムのために
従業員が10人くらい集まって来てああでもないこうでもないと
やたらに時間ばかりい掛かること・・・これには苦笑するばかりでした。

さて、その時に私が買い求めたのは巾着袋、ティーコゼ、それから3点ほどの額に入った刺繍もの。
額に入ったものは、友人2人への引っ越し祝いに。(写真は撮りませんでした)

ノクシカタ1_convert_20130609163818

バングラデシュといえば、やっぱり赤と緑という国旗のカラーにも現れているので
迷うことなく赤い巾着袋に賑やかな鳥や蝶の刺繍のものを選びました。
これは今度20年ぶりに再会する母校の仲間たちへのお土産です。


自分への土産ものとしては、原色ではなく淡いカラーのマットとお揃いのティーコゼです。
魚の形がなんとも可愛いのでひとつだけ購入してみました。

ノクシカタ2_convert_20130609164050


次に紹介するのは、ガジプールの学校で倒れかけたときに
あおいでいただいたバングラデシュ特性の!うちわです。
これはなんとも面白い動きをしますが、風は大容量で他人に風を送ってあげるには
最高な風が作れる優れものです。
あまりにも面白くまた綺麗だったので、よく見せてもらっていたら
プレゼントしてくれました。
大事に日本に持ち帰った私の宝物です。
持ち手を中心軸に、ぐるぐると回転することで風が起こりますが、
カラフルな布や刺繍が施された中に、ものを大切に、心を込めて手仕事をする
バングラデシュの人ならではのうちわだと思っています。
周囲にひらひらと付いている布たちも、きっと何かしらの端切れを利用して
カラフルに彩っているのだと思います。何かしら、というよりもサロワカを作成した余り布でしょう。

バングラうちわ_convert_20130609164025

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テーマ : 日記    ジャンル : 日記
 2013_06_09


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Author:silk
愛猫から始まったミレコロ日記。美麗から美月に変わり、心たんも9歳になった2016年からは、
これまでのつぶやき、旅日記に加え、タッセルの話も綴ります。

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