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ペールギュントの朝


サハラ砂漠を思う時、頭に浮かんでくるのは様々な人たちの違う感性を表現した作品たち。
例えばそれはサンテクジュペリの「星の王子様」(ただしこれは西サハラでの記憶を元に描かれている)だったり
イプセンのペールギュントだったりその劇音楽であるグリーグの「ペールギュントの朝」だったりします。

「ペールギュント」は北欧の伝説的な人物を題材としたイプセンの書いた戯曲に音楽を付け足した組曲です。
グリーグが作曲をしたことで舞台も人気を博したそうですが、最初はグリーグも断ったというエピソードがあります。
そしてまた、フルートの美しいメロディーで始まる「ペールギュントの朝」は物語の舞台が「モロッコ」であることも旅路を駆り立てる一つの作品です。

グリーグはモロッコには行ったことはないようですが、「サハラ砂漠の日の出の情景」を表す音楽だと言われています。
実際にサハラ砂漠の朝を迎えて見る「朝」の風景と「音楽」とが頭の奥深くで結びついた時、
これを見ずして想像でよく描けたものだと感心してしまいました。
物語は放蕩息子を描いたものなので、ちょっとねえ〜(笑)ですが・・・

ここからは余談となりますが、
グリーグはなるほど「北欧のショパン」と呼ばれるだけのことはあると感じています。
高校生の時にピアノ協奏曲イ短調を(2台のピアノのための楽譜でオーケストラの部分をピアノに置き換えた楽譜があったので)よく弾いていました。
オーケストラをバックに弾けたら気持ちいいだろうなあと何度思ったことでしょう。
その頃の私は交通事故で頚椎を痛めたためピアノの世界から離れた苦しい時でもありました。
そんなグリーグの曲がサハラ砂漠で結びついた瞬間、なんだかとっても昔懐かしいような温かな気持ちになったことは言うまでもありません。
そしてサハラ砂漠という場所が私を呼んでいたのも遠い記憶にあるこの「ペールギュントの朝」だったのかも知れません。

感傷に浸ってしまいましたが、実はこの日の出を鑑賞する時間に(前日の夕陽鑑賞の時にも)少々邪魔な「音」がそこにはありました。
これだけは言って置きたいのですが、大自然を愛し、はるばる遠くからやってくるのは皆同じです。
個人の趣味や経験値を上げるためか知りませんが「音」を出して周囲に迷惑をかけるような鑑賞はやめていただきたかったです。
日本の団体の方だったので、なおさら残念でした。
静かに瞑想していて欲しかったです。本当にこれだけが玉に瑕。ご本人たちはご満悦でも他人には迷惑なことって
旅先ではあるものですよね。本当にやめていただきたいことです。
特に私は無音の世界、自然しかない世界、人間の出す音のない世界を体験したかったので残念なことでした。

前置きが長くなりましたのでこの辺で日の出の様子をお伝えしたいと思います。
前の夕暮れ時と同じように近くの小高い砂山に登って行って、夕陽とは反対側の地平線を眺めます。
夕陽が沈んだ方角にはまだ月が出ていました。
月と日の出を同時に見ることは初めてだったかも知れません。
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砂漠のキャンプを見下ろして。


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前日に乗ってきたラクダたちが整然と並んで私たちを待っています。
ラクダに乗って帰るもよし、車でもよしという選択に
せっかくなのでラクダに乗ってホテルまで帰ることにしました。
前日よりは乗り方にも少し慣れましたが、乗りながらのスマホ撮影は私には出来ませんでした。


砂漠キャンプはとても綺麗でゴージャスなテントでした。
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砂の上に絨毯が敷き詰められて、なんて贅沢なと思いながらも段々と絨毯の目的が理解できるようになりました。

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洗面所も各テントの内装にリンクする形でそれぞれに異なっていて、私の部屋はこんなタイルのボウルでした。
お湯もちゃんと出ますしトイレも水洗です。

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朝食もホテルの朝のようでした。
とっても贅沢な砂漠での過ごし方だったと思います。

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おまけの写真:ラクダさんが笑った

*次の日記では砂漠に咲く花を予定しています。


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Author:silk
愛猫から始まったミレコロ日記。美麗から美月に変わり、心たんも9歳になった2016年からは、
これまでのつぶやき、旅日記に加え、タッセルの話も綴ります。

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